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太陽光発電7kWの発電量はどのくらい?
全国平均の年間・月別・都道府県別の目安(2026-08-28時点)

9,100
年間発電量の目安(kWh・全国平均)
758
月平均(kWh)
24.9
1日あたり(kWh)
約25万円
電気代換算/年(27円/kWh)*
☀️ 7kWシステムの期待発電量 = 平均日射量 × 365日 × 損失係数0.94 × 7kW(真南・傾斜30度の目安)。全国平均の1kWあたり年間1,300kWhをもとにしています。地域・方位・影で上下します。

太陽光発電7kWの1日の発電量は?

全国平均では1日あたり約24.9kWh(年間約9,100kWh ÷ 365日)です。ただしこれは1年をならした平均で、実際の1日の発電量は月と地域で下表のような幅があります。

条件1日あたりの発電量内訳
年間平均(全国)24.9 kWh年間約9,100kWh ÷ 365日
最も多い月(5月)29.8 kWh年間平均の約120%
最も少ない月(12月)19.2 kWh年間平均の約77%
日射量1位の宮崎県(年間平均)27.0 kWh年間約9,849kWh
日射量47位の青森県(年間平均)21.7 kWh年間約7,924kWh

いずれも月・年でならした平均値です。1日単位で見れば快晴の日は平均を上回り、雨や雪の日はごくわずかにしかならないため、実測を1日だけ見て判断せず、少なくとも1か月の合計で比べるのが確実です。日ごとの数字は「その月の平均(上表)」を基準にすると読み違えません。

「7kWで年間7,000kWh」と書いてあるサイトとの違い

7kWで検索すると、多くのページが年間約7,000kWh(1日 約19.2kWh)と書いています。これは1kWあたり年間1,000kWhという全国一律の概算(太陽光発電協会の目安として引用されることが多い値)に容量を掛けた数字です。当ページの掲載値は約9,100kWhで約30%大きく、見比べると食い違って見えます。どちらかが誤りなのではなく、置いている前提が違います。

7kWの年間発電量年間1kWあたり置いている前提
よく使われる概算約7,000 kWh1,000 kWh全国一律に丸めた目安。地域差・方位・機器を含まない
販売店の見積シミュ(係数0.85)約8,229 kWh約1,176 kWh損失を厚めに見込んだ建値
当サイトの期待値(係数0.94)約9,100 kWh約1,300 kWhNEDO日射量の47都道府県平均 × 住宅10軒の実測で較正した係数
実測10軒の分布約7,910〜10,150 kWh1,130〜1,450 kWh実際に住宅の屋根で1年間に出た量(検証の詳細
📏 見落とされやすいのは、実測10軒はいずれも1kWあたり1,000kWhを上回っていたことです(最も低い家でも約1,130kWh、7kW換算で約7,910kWh)。「1kWあたり1,000kWh」は保守側に置いた目安であって、健全なシステムの期待値ではありません。収支を厳しめに見積もりたいときは約7,000kWh、実際にどれだけ出るかを知りたいときは約9,100kWh、と使い分けると実態に近くなります。

1kWあたり年間1,000kWh(1日 約2.7kWh)は、太陽光発電の解説記事で最も広く使われている概算です。当サイトの約1,300kWhはNEDO日射量データベースの47都道府県平均から算出した値で、損失係数0.94は住宅用10軒の年間実績と突き合わせて較正しています(全10軒が±7%以内)。どの前提の数字を見ているかを知らないまま比べると3割ずれます。1kWあたりの発電量は地域でも1割以上動くので、ご自宅の判断は下の都道府県別の値で行ってください。

7kWは「実際に」どれだけ発電している? ― 見積シミュ・実測レンジ・異常のライン

上の数字は日射量から計算した期待値です。では実物の住宅ではどうか。当サイトは住宅用太陽光10軒の年間発電実績を集めて期待値と突き合わせた実測データ検証を公開しています。その結論を7kWに当てはめると下表になります。販売店の発電シミュレーション(建値)は損失を保守的に見込むため、健全なシステムでは実測が平均で約1割それを上回っていました。

7kWの見方年間1日あたり意味
販売店の見積シミュ(建値・係数0.85)約8,229 kWh約22.5 kWh保守的な値。健全なら実測はこれを平均約11%上回った
当サイトの期待値(係数0.94)約9,100 kWh約24.9 kWh実測10軒に合わせて較正した係数。全10軒が±7%以内に収まった
実測10軒の分布を当てはめた幅約7,910〜10,150 kWh約21.7〜27.8 kWh中心帯は約8,400〜9,100kWh(地域・方位・傾斜で変動)
注意して見るライン(期待値−10%)約8,190 kWh未満約22.4 kWh未満正常なばらつき(±7%)では説明しにくい水準
異常の可能性が高いライン(期待値−15%)約7,735 kWh未満約21.2 kWh未満影・パワコン故障・ストリング断線などを疑う
🔎 表をよく見ると、販売店の建値(約8,229kWh)は「注意して見るライン」(約8,190kWh)とほぼ同じ位置にあります。係数0.85の建値は期待値より約10%低いためで、これは「見積もりどおりに出ているから正常」とは限らないことを意味します。健全なシステムは建値を平均で約1割上回るので、建値ちょうどしか出ていない場合は、むしろ一度点検を検討する余地があります。検証の詳細と手順はオーナー10軒の実測データレポートへ。

実測レンジは全国10軒(個人ブログ・メーカー掲載事例・第三者集計)の1kWあたり年間発電量の分布を7kWに当てはめた参考値で、7kWのシステムを実測したものではありません。メーカー掲載事例は「よく発電した家」が選ばれやすく上振れする傾向があります。1日単位の実測は天候で大きくぶれるため、判断は1か月の合計で行ってください。設備の点検・交換の要否は施工店・専門業者の現地点検でご確認ください。

7kW(7キロワット)は結局どのくらい? ― kWとkWhの違い

7kW=7キロワットは太陽光システムの大きさ(発電する能力)を表す単位で、kWh=キロワットアワー実際に発電した電力量を表す単位です。「7kWhはどれくらい?」で探している場合も、多くはこの7kWシステムが生む電力量のことを指しています。目安は下のとおりです。

よく晴れた日の正午前後には瞬間的に7kW近い出力が出ますが、朝夕・曇天は下がり夜間はゼロなので、1日の合計が「7kW × 24時間」になることはありません。二人以上の世帯が実際に使っている電気が月約402kWh(都道府県庁所在市の実測で月約330〜631kWh・総務省「家計調査」2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均)であることと見比べると、7kWがどのくらいの規模かがつかめます。

太陽光7kWは屋根のどのくらいの広さ? ― 必要なパネル面積と枚数

もう一つの「どのくらい」は大きさです。太陽光の容量は標準試験条件(STC=日射1kW/m²)で定義されているため、必要なモジュール面積は推定ではなく「容量 ÷ 変換効率」という割り算で決まります。7kWなら下表のとおりです。

モジュールの変換効率7kWに必要なパネル面積畳に換算すると
変換効率 18%約38.9約24.0 畳
変換効率 20%(住宅用でよくある水準)約35.0約21.6 畳
変換効率 22%約31.8約19.6 畳
📐 同じ7kWでも、効率18%のモジュールと22%のモジュールでは必要な面積が約7.1m²(約4.4畳ぶん)ちがいます(約31.8m² ⇔ 約38.9m²)。屋根が狭くて7kWが載りきらないと言われた場合、容量を諦める前に効率の高いモジュールなら同じ面積で足りるかを確認する余地があります。メーカーのカタログは自社の1機種の枚数しか示さないため、この比較は横に並べないと見えません。
パネル1枚の出力7kWに必要な枚数実際の合計容量1枚あたりの面積*
300 W/枚247.20 kW約1.50 m²
350 W/枚207.00 kW約1.75 m²
400 W/枚187.20 kW約2.00 m²
450 W/枚167.20 kW約2.25 m²

* 1枚あたりの面積は変換効率20%として換算した参考値です。枚数は「7kW ÷ 1枚の出力」の切り上げなので、実際は屋根の形に合わせて枚数が前後し、合計容量も7kWちょうどにはならないのが普通です。ここで出るのはパネルそのものの面積で、屋根に必要な広さはこれより広くなります(架台の隙間、屋根の端からの離隔、天窓やアンテナの回避、影になる部分の除外)。載るかどうかは屋根の形状・方位・勾配・下地で決まるため、最終的な可否と枚数は施工店の現地調査でご確認ください。当サイトは施工・見積りは行っていません。

住宅用の7kWは10kW未満=余剰売電の区分で、10kW以上になると制度上の扱いが変わります。実際に建っている規模の分布(FIT公表データ 383,300件・2026-06-30時点の実測)は 太陽光発電10kWの発電量と、10kWを境に何が変わるか に掲載しています。

月別の発電量の目安(7kW・全国平均)

太陽光の発電量は5月前後がピークで、梅雨と冬に落ちる季節形状です。「夏が一番多い」は誤解で、パネルは高温で効率が落ちるため真夏はむしろ5月より少なくなります(詳しく)。

発電量の目安1日あたり相対
1月642 kWh21 kWh/日
2月720 kWh26 kWh/日
3月822 kWh27 kWh/日
4月885 kWh29 kWh/日
5月924 kWh30 kWh/日
6月767 kWh26 kWh/日
7月807 kWh26 kWh/日
8月877 kWh28 kWh/日
9月728 kWh24 kWh/日
10月705 kWh23 kWh/日
11月627 kWh21 kWh/日
12月595 kWh19 kWh/日

全国平均の季節分布(当サイト診断ツールと同一係数)で年間9,100kWhを月別に配分した値。豪雪地・多照地では形状が変わります。

7kWの1日の発電量は、季節と地域を重ねるとどこまで動く?

「1日にどれくらい発電するのか」を調べている人が本当に見たいのは、たいていいまの季節・いまの土地での数字です。ところが上の月別表は全国平均の季節形状、下の県別表は年平均で、どちらか片方だけでは実際の幅が出ません。この2つは掛け合わせて初めて意味を持ちます。7kWについて、その四隅を計算すると下表になります。

季節 × 地域1日あたりの発電量全国・年平均(24.9kWh)比
宮崎県(日射1位)の5月32.3 kWh年平均の約129%
青森県(日射47位)の5月26.0 kWh年平均の約104%
宮崎県(日射1位)の12月20.8 kWh年平均の約83%
青森県(日射47位)の12月16.7 kWh年平均の約67%
🧭 同じ7kWのシステムでも、宮崎県の5月(約32.3kWh/日)と青森県の12月(約16.7kWh/日)では約1.9倍ちがいます。ここで大事なのは、この幅はどれも「正常」だということです。冬に全国平均の1日あたり(24.9kWh)を大きく下回っても、それだけでは故障の証拠になりません。逆に言えば、「1日あたり◯kWh」という全国・年平均の一つの数字だけで自宅の発電量を判定すると、冬は必ず少なく、夏の多照地では必ず多く見えます。判定は同じ月・同じ地域の目安(上の月別表 × 下の県別表)と比べて行ってください。

季節配分は全国平均の形状(MFAC)を各県の年間値に当てはめた派生値で、県ごとの季節形状を実測したものではありません。日本海側の豪雪地は冬の落ち込みがこれより深く、太平洋側の多照地は浅くなります。また1日単位の実測は天候で大きくぶれるため、目安との比較は1か月の合計で行うのが確実です。お住まいの県の年平均は下の都道府県別表(1日あたりの列)でご確認ください。

都道府県別:7kWの年間発電量

47都道府県の一覧を見る(日射量順)
順位都道府県年間発電量(7kW)月平均1日あたり
1宮崎県9,849 kWh821 kWh27.0 kWh
2高知県9,849 kWh821 kWh27.0 kWh
3山梨県9,849 kWh821 kWh27.0 kWh
4岡山県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
5沖縄県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
6群馬県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
7香川県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
8静岡県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
9長野県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
10徳島県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
11和歌山県9,604 kWh800 kWh26.3 kWh
12愛知県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
13愛媛県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
14茨城県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
15熊本県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
16広島県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
17埼玉県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
18三重県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
19鹿児島県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
20千葉県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
21大分県9,366 kWh781 kWh25.7 kWh
22岐阜県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
23佐賀県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
24山口県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
25神奈川県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
26大阪府9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
27長崎県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
28東京都9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
29栃木県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
30奈良県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
31兵庫県9,128 kWh761 kWh25.0 kWh
32宮城県8,883 kWh740 kWh24.3 kWh
33京都府8,883 kWh740 kWh24.3 kWh
34滋賀県8,883 kWh740 kWh24.3 kWh
35福岡県8,883 kWh740 kWh24.3 kWh
36福島県8,883 kWh740 kWh24.3 kWh
37岩手県8,645 kWh720 kWh23.7 kWh
38島根県8,645 kWh720 kWh23.7 kWh
39福井県8,645 kWh720 kWh23.7 kWh
40北海道8,645 kWh720 kWh23.7 kWh
41石川県8,407 kWh701 kWh23.0 kWh
42鳥取県8,407 kWh701 kWh23.0 kWh
43富山県8,407 kWh701 kWh23.0 kWh
44山形県8,169 kWh681 kWh22.4 kWh
45新潟県8,169 kWh681 kWh22.4 kWh
46秋田県7,924 kWh660 kWh21.7 kWh
47青森県7,924 kWh660 kWh21.7 kWh

太陽光7kWで電気代はどれだけ減る? ― 電力エリア10社別

同じ7kWでも、お住まいのエリアの電気が高いか安いかで得られる金額は変わります。自家消費した1kWhの価値は「買わずに済んだ電気の単価」なので、電気が高い地域ほど太陽光の1kWhは高く効きます。下表は発電量を全国平均(年間約9,100kWh)に固定し、電力エリアの単価差だけを取り出したものです。

エリア(大手電力)自家消費1kWhの価値年間の電気代換算(7kW)
1北海道エリア
北海道電力
39.3 円約35.8 万円
2沖縄エリア
沖縄電力
37.5 円約34.1 万円
3四国エリア
四国電力
34.7 円約31.6 万円
4中国エリア
中国電力
34.0 円約30.9 万円
5東京エリア
東京電力EP
33.4 円約30.4 万円
6東北エリア
東北電力
32.3 円約29.4 万円
7関西エリア
関西電力
32.0 円約29.1 万円
8北陸エリア
北陸電力
31.4 円約28.6 万円
9中部エリア
中部電力ミライズ
31.3 円約28.5 万円
10九州エリア
九州電力
29.5 円約26.8 万円
💡 最も高い北海道エリア(39.3円/kWh)と最も安い九州エリア(29.5円/kWh)では、同じ7kW・同じ発電量でも年間で約8.9万円の差になります(約26.8万円 ⇔ 約35.8万円)。実際にはこれに日射量の地域差(上の県別表)が重なります。

* 全量を自家消費できた場合の上限の目安です。実際の自家消費率は30〜40%程度が一般的で、残りは売電(卒FIT後は8円前後)に回るため、手取りはこれより小さくなります。単価は各社公表の従量電灯単価(2025年10月改定反映)の第2段階+燃料費調整(2026年7月検針分)+再エネ賦課金(2026年度4.18円/kWh)で当サイトが統一計算した値で、燃料費調整は毎月変動します。10社の内訳は 電気代の地域差くらべ(大手10社の同条件比較) に掲載しています。実際の見積り・設置可否は施工店の現地調査でご確認ください。

太陽光発電7kWは家庭の使う電気に対して大きい?小さい? ― 自家消費率の上限

7kWの年間発電量(全国平均 約9,100kWh)は、二人以上の世帯がふつう1年に使う電気(約3,600〜6,600kWh)の約1.4〜2.5倍にあたります。金額に効いてくるのはここからです。自家消費に回せる量は、その家が1年に使う量を超えられません。ですので容量が使用量に対して大きいほど、自家消費率の上限そのものが算術的に下がります。下表は年間使用量ごとに、7kWの発電量が使用量の何倍になるか(=どれだけ余るか)と、自家消費率が最大でも何%までかを並べたものです。

年間使用量月平均7kWの発電量は使用量の自家消費率の上限
3,000 kWh250 kWh3.03約33%
3,600 kWh300 kWh2.53約40%
4,200 kWh350 kWh2.17約46%
5,000 kWh417 kWh1.82約55%
6,000 kWh500 kWh1.52約66%
7,200 kWh600 kWh1.26約79%
💡 年間4,200kWh(月350kWh)を使う家庭に7kWなら、発電量は使用量の約2.17倍。自家消費に回せるのは最大でも発電量の約46%で、残りは売電に回ります。上の「電気代換算」は全量を自家消費できた場合の上限なので、実際の手取りはこの割合のぶんだけ小さくなります。

* 年間トータルの量だけで比べた上限で、昼夜のずれ(太陽光は昼しか発電しない)は含んでいません。実際の自家消費率はこの上限よりさらに低く、住宅用では30〜40%程度が一般的です。昼の余りを夜に回したい場合は蓄電池の検討になります。世帯の使用量レンジは家計調査ベースの推定(二人以上の世帯で月およそ300〜550kWh=年約3,600〜6,600kWh・電気代の地域差くらべ参照)。ご自宅の年間使用量は検針票12か月分の合計で確認できます。

わが家の実測は、この目安の何%?

パワコンや検針票の実測値と期待値を比べると、設備が健全かどうか(歩留り)がわかります。容量7kW・お住まいの県を入れるだけ。無料の診断ツールでどうぞ。

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目安より少ないときの原因チェック

実測データで見る「正常な発電量」オーナー10軒の年間実績と異常の見分け方 影の影響一部の影でも発電量は大きく下がる パネルの汚れ・清掃汚れでどれだけ下がる?洗う価値は? パワコンの不調・寿命10年超は要注意。交換費用の目安 発電量の急落急に減ったときの切り分け手順

ほかの容量の発電量

太陽光発電3kWの発電量年間 約3,900 kWh(全国平均)太陽光発電4kWの発電量年間 約5,200 kWh(全国平均)太陽光発電5kWの発電量年間 約6,500 kWh(全国平均)太陽光発電6kWの発電量年間 約7,800 kWh(全国平均)太陽光発電8kWの発電量年間 約10,400 kWh(全国平均)太陽光発電9kWの発電量年間 約11,700 kWh(全国平均)太陽光発電10kWの発電量年間 約13,000 kWh(全国平均)太陽光発電12kWの発電量年間 約15,600 kWh(全国平均)太陽光発電15kWの発電量年間 約19,500 kWh(全国平均)太陽光発電20kWの発電量年間 約26,000 kWh(全国平均)容量別 発電量の一覧(3〜20kW)全容量を1枚の表で比較

▶ 容量別の発電量一覧(3kW〜20kW)をまとめて見る

よくある質問

太陽光7kWの1日あたりの発電量は?

全国平均では1日あたり約24.9kWhが目安です(年間約9,100kWh ÷ 365日)。5月前後のピーク月は平均の1.1〜1.2倍、11〜12月は0.8倍程度まで季節変動します。

太陽光発電7kWで1日の発電量が目安より少ないのは異常?

住宅用10軒の実測検証では、健全なシステムは期待値の±7%以内に収まりました。ですので7kWで年間約8,190kWh(1日平均約22.4kWh)を下回るなら注意、約7,735kWh(1日平均約21.2kWh)を下回るなら影・パワコンの故障・ストリング断線などの異常が疑われます。注意したいのは判断の基準で、販売店の見積シミュ(係数0.85前後・7kWなら年間約8,229kWh)は期待値より約1割低く作られており、健全なシステムは実測がそれを平均で約1割上回ります。つまり「見積もりどおりだから正常」とは限りません。なお1日単位の値は天候で大きくぶれるため、判断は1か月の合計で行ってください。

太陽光7kWの月間発電量はどのくらい?

全国平均で月あたり約758kWhが目安です。最も多い5月は約924kWh、最も少ない12月は約595kWh程度です。

太陽光7kWの1日の発電量は、冬や日射の少ない地域だとどこまで下がる?

全国・年平均の1日あたりは約24.9kWhですが、これは1年と全国をならした値です。月別の季節形状を県別の年間値に掛け合わせると、日射1位の宮崎県の5月で約32.3kWh/日、日射47位の青森県の12月で約16.7kWh/日となり、同じ7kWでも約1.9倍の幅があります。この幅はどれも正常な範囲で、冬に全国・年平均を大きく下回ること自体は故障の証拠になりません。異常かどうかは同じ月・同じ地域の目安と比べ、1日ではなく1か月の合計で判断してください。なお季節形状は全国平均を各県に当てはめた派生値で、日本海側の豪雪地は冬の落ち込みがこれより深くなります。

7kWと7kWhは何が違う?

kW(キロワット)は太陽光システムの大きさ=発電する能力、kWh(キロワットアワー)は実際に発電した電力量です。7kWのシステムが発電する量は全国平均で1日あたり約24.9kWh、1か月で約758kWh、1年で約9,100kWhが目安です。発電するのは日中だけで出力も時間帯で変わるため、1日の合計が「7kW×24時間」になることはありません。

太陽光7kWで電気代はどれくらい安くなる?

発電した分をすべて自家消費できた場合の上限で、年間およそ26.8〜35.8万円です(全国平均の年間約9,100kWh × 自家消費1kWhの価値29.5〜39.3円/kWh)。幅があるのは電力エリアで電気単価が違うためで、電気が高い北海道エリアと安い九州エリアでは同じ7kWでも年間で約8.9万円ちがいます。実際の自家消費率は30〜40%程度が一般的で、残りは売電(卒FIT後は8円前後)に回るため、この上限より小さくなります。

太陽光発電7kWは一般家庭には大きすぎる?

二人以上の世帯が1年に使う電気は家計調査ベースで約3,600〜6,600kWh(月およそ300〜550kWh)で、7kWの年間発電量は全国平均で約9,100kWhです。使用量の約1.4〜2.5倍にあたるため、余剰が構造的に出る規模です。見落とされがちなのは、自家消費に回せる量がその家の年間使用量を超えられないことです。年間4,200kWh(月350kWh)を使う家庭の場合、7kWの自家消費率はどんなに使っても最大で約46%が上限で、昼夜のずれを考えると実際はさらに低くなります。残りは売電に回るため、「電気代が年◯万円減る」という上限の数字がそのまま手取りになるわけではありません。

太陽光7kWに必要な屋根の面積は?パネルは何枚?

太陽光の容量は日射1kW/m²の標準試験条件で定義されるため、必要なパネル面積は「容量 ÷ 変換効率」で決まります。7kWなら変換効率20%で約35.0m²(約21.6畳)、効率18〜22%の幅で見ると約31.8〜38.9m²です。枚数は1枚300Wなら24枚、400Wなら18枚、450Wなら16枚が目安になります。これはパネルそのものの面積で、実際の屋根は架台の隙間・端部の離隔・天窓やアンテナの回避のぶんだけ広さが要ります。載るかどうかは屋根の形状・方位・勾配で決まるので、最終判断は施工店の現地調査でご確認ください。

7kWの年間発電量を約7,000kWhと書いているサイトもあります。どちらが正しい?

どちらも前提が違うだけで、誤りではありません。約7,000kWhは「1kWあたり年間1,000kWh」という全国一律に丸めた概算に7を掛けた値で、地域差・方位・機器を含みません。当サイトの約9,100kWhは、NEDO日射量データベースの47都道府県平均に損失係数0.94を掛けた期待値です。この係数は住宅用10軒の年間実績と突き合わせて較正しており、その10軒はいずれも1kWあたり1,000kWhを上回っていました(最も低い家でも約1,130kWh)。つまり1,000kWhは保守側の目安です。収支を厳しめに見たいときは約7,000kWh、実際に出る量を知りたいときは約9,100kWh、自宅の判断はお住まいの県の値、と使い分けてください。

7kWの発電量は地域でどれくらい違う?

1位の宮崎県(年間約9,849kWh)と47位の青森県(約7,924kWh)では年間で約1,925kWhの差があります。お住まいの県の目安は本ページの県別表から確認できます。

実際の発電量がこの目安より少ないときは?

方位・傾斜・影・パネルの汚れ・パワーコンディショナの不調などが原因になり得ます。当サイトの歩留り診断ツールで「期待値の何%出ているか」を数値で確認できます。

電力量(kWh)から調べる場合

ここは設備の大きさ(kW)から発電量を調べるページです。「20kWhってどのくらい?」のように電気の量(kWh)を調べたい場合は、電力量から調べるをご覧ください。一般家庭の使用量・電気代・家電の使用時間に換算しています。

この7kWがつくる量に近いのは —— 1日 約24.9kWh なら 20kWhはどのくらい? / 30kWhはどのくらい?年間 約9,100kWh なら 5,000kWhはどのくらい? / 10,000kWhはどのくらい?

電力量別のページ:1kWh3kWh5kWh8kWh10kWh15kWh20kWh30kWh50kWh100kWh300kWh500kWh1,000kWh3,000kWh5,000kWh10,000kWh

この数値について

NEDO日射量データベースに基づく平均日射量から当サイトが試算した一次データです。出典リンク付きでの引用・転載は自由です(例:「出典: 発電量ベンチ https://hatsudenbench.com/kw/7kw/」)。

発電量ベンチ|日射量出典: NEDO METPV/MONSOLA 平均日射量データベース(当サイト集計値)。2026-08-28時点。* 電気代換算は全量自家消費・1kWh=27円の概算。実際の発電量は設置条件・機器・気象で変わります。